創業から50年の歴史を取材し、
70ページ近いボリュームの原稿を担当しました。
社会における、建物解体という仕事の大きな役割、
危険と隣り合わせのなかで、命を守る取り組みの尊さ、
学ぶことばかりで、
学びきれない歯がゆさが残りました。
私はこの仕事のピンチヒッターでした。
当初の立案者は
仕上がりを見ることなく旅立ちました。
この仕事が日の目を見たのは、
立案者の魂がこめられていたからであり、
立案者の志を継いだ人の、
真摯な姿勢があったからだと思います。
すべての人が、
自分の役割に誇りを持てますように。
30年以上取材をしてきて、そんなことを今、強く思います。